塾講師をして感じたこと

 僕はバイトで個別指導塾の塾講師をしている。

 集団塾ではないので個別に分からない問題について対応するという塾の形態である。この塾講師の経験からどんな子が成績が伸びるかどうかについて話していきたいと思う。

 

 塾では主に中学生全般・高校数学の範囲を担当している。生徒はそれぞれの人柄があってそれぞれに合わせて教えかたや対応を少し変えたりしているが、塾講師としての教えかたの基本は1通りになると考えている。

 ①分からない問題の質問を受けたらどこまで自分で理解できているか確認する。

 ②理解できていない範囲は具体的にどこかを炙り出す。

  (例えば、連立方程式の解き方がわからなかった場合、xまたはyの係数を揃えるところができていないのか、係数揃えた後の文字の入った計算ができていないのか、xの値が求めれた後の代入ができていないのかという具合である。)

 ③出来ていなかった所の復習を行う。

  (代入が理解できていなかったら、代入のやり方を説明した上で代入に関する練習問題を解く)

 という3STEPは必須だと考えている。(これが思い通りにいかないことが多いから大変なのだが)

 つまり、勉強だけでなく他のことに対しても成功するためには上のように「論理的に考える」ということが非常に大事であると考える。中学生、高校生の時からこの考えを身につけることは非常に重要である。

 つまり勉強ができる人はもともとの頭も関係あると思うが、論理的に自分の弱点を理解し克服することができる人であると考える。

 

少しお堅い話になったが、僕は浪人を経験しているので他の人より「勉強」ということに対して様々な挫折も嬉しいことも味わってきた。今後も勉強について書いていきたいと思っているのでよろしくお願いいたします!